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経過

初期の段階でリウマチを診断することが難しいと書きましたが、経過もまた予測は困難です。リウマチは、100人いたら100人とも症状や経過は違うと言って良いでしょう。代表的には3つのタイプがありますが、これが全てではありませんし、薬物療法が進んできており、リウマチ治療には光が見えてきているので将来はこのような分類はなくなるかも知れません。
現在リウマチの方は、「わたしはこのタイプだ」とはっきりは言えないかも知れませんが、どれかに近い、というのはあるかもしれません。

あまり進行しないタイプ

7割の人がこのタイプと言われています。あまり悪くならず、関節破壊があってもその進みは遅く、薬物療法だけで大きな機能障害は起こらず、日常生活にもあまり支障がない軽症と言われるタイプです。

徐々に進行するタイプ

長い経過の中で関節が破壊され徐々に悪くなっていくタイプで、2~3割がこのタイプと言われています。しかし、最近の目覚しい薬物療法の進歩で、このタイプでも進行を遅らせることができるようになりつつあります。ただし関節破壊の程度によっては、薬物療法のほかに手術療法をした方がよい場合もあるでしょう。

急速に進行するタイプ

このタイプは、症状が出てから10年以内に、殆どの関節が破壊され機能障害が起こるタイプです。しかし早期治療によって症状を軽減させたり、進行を遅らせることができます。すでにこのタイプで療養されている方も、薬物療法や手術療法の進歩で、これまでのような寝たきりになるなどの重症は減少しています。また、近年は社会福祉資源の活用もしやすくなってきています。

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